ストーリー
「あれ?そんなピアス付けてたっけ…?」
「え、あ…そうなの。似合わないかな」
照れくさそうに言うのは、付き合って半年になる初めての彼女。
俺は慌てて全力で否定する。今日は特別な日だから朝から雰囲気が悪くなるのは困るんだ。
「ねぇ今日さ…うち、来ない」
「…あ、ごめん。今日も用事があって」
付き合って半年記念のパーティーでもしようかと思っていたのに断られてしまった。
最近、こういう事が多い。彼女に何か用事があって、お互いの時間が合わない事ばかり。
でも…仕方ない。じゃあまた今度ね、と笑って俺は誤魔化す。
けれど、彼女のでもない、俺の趣味でもない…妖しく光るピアスが……どうしてか俺を不安にさせるんだ…。
キャラクター
支倉 千穂(はせくら ちほ)
「世話好き」な主人公の幼馴染。
小さい頃から主人公の傍にいて、主人公の保護者のような事をしていた。
そんな日々が積み重なり、今ではすっかり主人公に惚れ込んでいる。
主人公の家族や友人達は二人がいつくっつくのかを見守っているものの、なかなか結ばれずもどかしい距離が続いている。
木村 遥(きむら はるか)
「後輩イジメ好き」な主人公が通う学園の先輩。
本気でイジメているわけではなく、彼女なりのスキンシップである。
可愛い物が好きなので、恋愛対象も年下になりやすい。
一見男勝りに見えるものの、ナイーブで女性的な面もある。
東雲 悠里(しののめ ゆうり)
「主人公を尊敬する」学園の後輩。
主人公と同じ美術部に所属する後輩の女の子。
同じ美術という物に勤しむ者として、主人公の隠れた才能を知り、尊敬と憧れを抱いている。
主人公にダメな所があっても、それをカバーしてしまうほど心酔しきっている。
香取 葉子(かとり ようこ)
「主人公の憧れの人」であるお隣さん。バツイチの元人妻。(30代)
結構長い付き合いで、主人公が悩みなどを相談する程の仲である。
母親の様な優しさがある中、女としての魅力も強く…主人公は心酔中。
そして本人も年下好きであり、主人公を単なる子供としては見ていない面もある。
桂木 奈々子(かつらぎ ななこ)
「ナヨナヨした男は嫌い」な主人公の妹。
兄を嫌っているわけではない、が…しっかりして欲しいと思っている。
その為、主人公を男らしくしようと頑張っている様子。
実は重大な秘密を隠しているものの、主人公は気づいていない。
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